中央博物館 2004年滝の地学現地観察会(県外編) 秋川渓谷の天狗滝・綾滝、払沢滝 みどころ紹介 HPトップへもどる |
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参加しなかった人が、見に行く時に、持って行くと役に立つようにと、作りました。 作・謹書・講師 吉村光敏 カメラマン 石井良三氏。 下見の時、房総滝人間、滝兵衛氏に案内してもらい、大いにお世話になりました。 |
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<もくじ>
●滝を見に行く事前調査 ・・・天狗滝を例に ●見どころ 1 千足沢の遷急点と滝(天狗滝、綾滝など)+山地の谷の微地形 ●見どころ 2 払沢川の遷急点(出会いの瀑布帯、払沢滝など) ●考察 1 遷急点の対比・・・時期の面から滝相互の関係をさぐる。 2 チャートの滝の滝面・・・岩質の面から滝の類型をさぐる ●ふろく 周辺の滝 ざっと見どころ紹介。 ●観察会アルバム 石井良三氏撮影 -------記録のために残しとくだけです、みてもしょうがないと思う。---------- ●2004年「滝の地学現地観察会」の記録/計画 文中の図は、滝おやじ作図。無許可複製不可です |
「滝の地学観察会」の趣旨・宣伝 |
●1。滝の地学観察会を、受講するとこんないいことが・・・ |
最近、里山をはじめ、身近な自然がみなおされていますよね。そんななかで、川の自然としては、滝と泉 が見直されている自然の代表でしょう。 という訳で、滝についての関心は高まっていると思うのですが、科学の対象としての滝については、特にその地学的な意味について一般の方々にはほとんど知られていないと言っていいでしょうし、学術書もほとんど書かれていません。 つまり、滝が美しい、すばらしい自然物なことは確かですが、ではどんな自然なのでしょうか?。 滝は川の自然の象徴などということもありますが、では何を示しているのでしょうか。これらについて科学的に話す人は、いないと思います。 そんなわけで、滝の地形を中心に、定義・分類・成因・変化・分布といった滝の地学的な自然について私の考えを、理論と実際で紹介しようというのが、この催しの狙いです。 滝を見る時に、あるいは、他の川の地形を見るときに参考になるはずと思います。 さらに、副産物として、地形を見る目が養われて、どこの景勝地に行っても、ただ見ているだけから、能動的に見る人に変身できるでしょう。 |
●2。観察会でこんなことをやります。 |
2日で1セットで、講義編と現地観察編をやっています。 <講義編> こられる方が、千葉県人が多いので、房総の滝を例にして、 滝の成因、分布、変化など、滝をめぐる河川地形の見方を紹介します。 講座資料は、 1。河川の地形の概要:地形の本をご覧ください。人様の図が多いので、出せないんですよ。 2。滝の地形の概要 : 私の作った滝を観るHP の中の滝の地学早わかり をなぞっています。 3。机上で滝の写真や地図を見て、観察する。実技なんで、これまたHPに出せませんが、このHPの、 海沢渓谷の滝など、滝めぐり観察会のぺージ など見てくだされば、と思います。 <現地観察編> 講義編の実地で、皆さんは、寺小屋の弟子になって、実物を見ながらなんども、反復練習します。 まずは師匠の人まねから、というわけです。 |
つぎ、滝を見に行く前の事前準備 滝の地学観察会記録もくじへ HPトップへ |