2003年友の会滝めぐり観察会・秋川渓谷・石空川渓谷の下見記録
分類 その1 下見・作業の進行状況 作成更新 new 020917
土地の常識(地名読み・関係町村HP・その他) 地元民には常識。千葉県人には、ハテナ?もの。
石空川渓谷の土地勘   読みは:いしうとろがわ。
位置で言うと→山梨県武川(むかわ)。 武川村の北は、白州の水の白州(はくしゅう)、南は韮崎市
山で言うと →、甲斐駒ヶ岳の東麓。もっというと、鳳凰三山の地蔵岳(オベリスクのある奴)の北。
地形で言うと →甲府盆地の北西端。赤石山地のはしっこ。
滝で言うと →名瀑百選の精進ヶ滝(しょうじんがたき)のある川。
 精進ヶ滝は、南のドンドコ沢南精進ヶ滝と区別するために、北精進ヶ滝と言われることもある。
 本家だから不本意だと思うけど
地質で言うと →南部フォッサマグナグリーンタフ巨摩層群)と中新世の花崗閃緑岩(甲斐駒ヶ岳深成岩体)。
 去年行った、大柳川渓谷のグリーンタフ(巨摩層群)と、徳和渓谷の中新世の花崗閃緑岩(甲府深成岩体)と、同質のものです。

水系で言うと →駿河湾から富士川をあがると、左が巨摩(こま)山地。右手が御坂(みさか)山地の谷。
 この谷の上が甲府盆地で、右に、笛吹川、左に釜無川になります。
 釜無川は左岸に、韮崎泥流七里岩と八ヶ岳、右岸側が鳳凰三山と甲斐駒ですが、甲斐駒ヶ岳に向かう東から西への大きな支流が大武川(おおむがわ)。
 大武川の支流のうち、南側の地蔵岳への支流が、石空川(いしうとろ川)で、精進ヶ滝があります。

ちなみに、大武川の北の川は、尾白川(おじろがわ)。
大武川(おおむがわ)の南に、小武川があって、こちらは「こむがわ」というみたいですね。
その南が、御勅使川(みだい川)。

●市町村HP
・白州町HP : http://www.comlink.ne.jp/~hakushu/
・武川村HP : http://www.vill.mukawa.yamanashi.jp/
・この付近の滝紹介HP:koizumiさんのHP :滝見遊山http://www.asahi-net.or.jp/~ud6m-kizm/Short_trips/Ojiragawa/Ojirogawa_keikoku.html

●関係2.5万地形図
・鳳凰山、長坂上条、甲斐駒ヶ岳、できたら若御子、韮崎 もね。

●地質誌
・5万地質図はでていないようです。
・日本の地質4 中部地方T 共立出版 1988 9000円が便利だが・・高い。
・地学のガイドシリーズと日曜の地学シリーズの山梨県は、山梨県って、これで廻ったらおもしろそうだなと思わせる豊富な内容。
・断層や段丘地形について、最良の野外ガイドブック:
 松島・岡田(1993)「伊那谷構造盆地の活断層と南アルプスの中央構造線」149p 断層研究センター・伊那谷自然友の会・大鹿村中央構造線博物館刊行 ・・・場所は伊那谷ですけど、この本片手に、何日か歩けたら幸せです。    
 更新履歴  020917 作成

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