2004年滝めぐり観察会(10/31)
大雨でも行ける千葉県の滝
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以下を   
loc. 1 濃水滝・鍋石川廻し滝・・・能溝滝 洞窟の滝

濃水滝 「のうみず」と読む
河川 小櫃川支流笹川
場所 君津市鍋石
高さ 4m
成因 本流型の滝
形態 面滝壇瀑複合型副滝歐穴型傾斜中 砂がち砂泥互層 ほぼ水平層 地質。 三浦層群安野層
 
セイナ沢の滝
河川 小櫃川支流笹川支流支流セイナ沢
場所 君津市鍋石
高さ 9m
成因 人工の河道変更滝
形態 人工 変化小 懸谷の滝を改変
地質 三浦層群安野層

鍋石の滝
河川 小櫃川支流笹川
場所 君津市鍋石
高さ 3m
成因 川廻しの滝
形態 面滝 帯瀑 複合型副滝歐穴型 傾斜急 滝壷あり。
地質 泥がち砂泥互層 緩い順層 トンネル型の川廻し 滝面の川廻し後侵蝕大 三浦層群安野層




loc. 2 四方木不動滝

四方木不動滝(男滝) 男滝ともいう。
河川名 小櫃川
場所 天津小湊町四方木 駐車場がヒルの宝庫
高さ 12m
成因 崩壊等による河道変更の滝 大崩壊による河道変更で形成。形成後の変化小〜中
形態 面滝 帯滝 複合型副滝円弧状 急傾斜 滝壷あり。
地質 泥岩層 順層? 三浦層群天津層
安房郡誌いわく 君津郡龜山村大字四方木字田代に在り、一名不動瀧と稱す、小櫃川の上流此處に來り二絛の瀑布となりて直下す、左を雄瀧、右を雌瀧と稱す、高さ各四丈餘、濶さ雌瀧は一丈二尺、雌瀧は六尺ありて頗る壯觀なり、雨ふれば其の勢數倍す、故に里人木材を筏に造りて瀑下に置き、雨を待ちて流下せしむ。  

女滝
小櫃川 女滝沢
天津小湊町四方木
約30m
懸谷型の滝
線滝 円弧状 傾斜急 泥岩層 順層? 男滝の脇にあり。
三浦層群天津層


loc. 3 太海不動滝
河川名 名馬川
場所  鴨川市江見大夫崎
高さ 19m
成因 海食崖による滝
形態 線滝 円弧状 3段直下型。
地質 泥岩層 逆層 旧海食崖を浸食 保田層群青木山層
安房郡誌にいわく  太海村大字太夫崎字大川戸に在り、大字天面の山間より溌する渓流此處に來りて直下す、高さ三丈濶さ四尺にして下流名馬川に合す。傍に不動尊を安置す。


loc. 4 白絹滝
河川 加茂川
場所 鴨川市上小原
高さ 約30m
成因 源流型+硬岩型の滝
形態 線滝 円弧状 3段以上急傾斜 滝壷あり。
地質 チャート質泥岩 逆層 滝の上流に採石場があり水量が減少している。 嶺岡層群白滝層
安房郡誌にいわく :主基村大字上小原の西南隅字瀧にあり、骨高倉二山の間に懸る、高さ二十三丈九尺・濶さ一丈二尺にして、其の源は嶺岡山脈の淺間山麓に溌し、此處に至りて絶壁より直下し、白龍の天より降るが如し、本州瀑布中第一の壮觀たり、下流は長幾川となりて加茂川に入る。

loc. 5 高滝(粟又の滝)
高滝(粟又の滝)  観光開発されている。通称 粟又の滝、養老の滝 ヒル注意
河川名 養老川
場所 大多喜町栗又
高さ 30m
成因 本流型の滝
形態 面滝 帯瀑 壁状 緩傾斜 滝壷あり
地質 泥岩層 順層 上総層群黄和田層
夷隅郡誌いわく:同村大字粟又に在り、養老川の流此處に至りて一大瀑布となる、高さ約三十丈、濶さ十丈とす。瀑上一巖あり水中に峙立す、高さ二丈、周圍六丈餘にして岩雄の峰と稱す、水之を圍みて下る、瀑下潭深きこと數尋、雨岸壁立して老樹陰欝たり、増水のときは霧を飛ばし雲を生じて其の響轟々數里の外に聞え、眞に壯觀を極む、實に本州第一の瀑布たり。古來本郡及び市原郡に於ける養老川上流の村落二十餘村を總稱して高瀧と云へるは此の瀑布あるに由る。

 


三大滝
3る。
041031に実施予定。
●2004年滝めぐりの趣旨
●開催要項・追加募集
●巡検ガイド:
観察会の資料をもとに作成、
1。コース・時間・注意
2.巡る滝の姿
3.保田層群とは
4.千葉市〜鴨川市 車窓からの地形と地質
5.金杖の滝:瀑布帯、滝面
6.五十蔵の滝 :瀑布帯、滝面、紅藻
7.増間川の滝
   前惣引滝。後惣引滝。
   坊滝
8。長沢川の滝
   沢山不動滝
   棒滝
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ふろく このhpでの滝の地形 用語集    021028
<滝めぐり下見に協力頂いた方々> 三明さん、岡田さん、萩原さん。以上友の会。 その他、房総滝人間の滝之丞氏。 

   つづく(今のところ順不定なのでメモのリストに戻って進んでください)   もどる    HPトップへ    滝を観るHPへ  


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