石井良三氏作成 観察会記録アルバム   080301 アップ開始       滝めぐり 北茨城・福島浜通りの滝 もくじへ

2007年度 千葉県立中央博物館友の会 2007年度滝めぐり  2007年11月3・4日(土・日)

記録アルバム    撮影・作成 石井良三  WP掲載工事人 滝おやじ  080301アップ開始 
 撮影作成者 石井良三氏談
  このアルバムは、「滝めぐり」に参加した人が“何処で”“何を見て”“何をした”かを思い出すために作りました。
吉村講師の作成の資料、ホームページから引用した画像、記述、また、引用先を記載していない画像も使用していますので、他の目的に使用する際は注意して下さい。 地学的解説は今後、講師のHPに掲載されると思います。 2008年1月 石井 良三
 WPアップ工事人、滝おやじ談:
 1.WP掲載に伴い、A4縦(原本は私家版印刷本です)を横長に体裁変更し、画像は縮小しました。コメントで工事人の追加分は、原則、緑字です
 2.蛇足ながら、私は、どの滝も、「面白い」かどうかで、見ているのですが、背戸峨廊は、面白いだけでなく、迫力もありますね。石井氏のこのアルバム   には、その凄さがよく出ていると思います。

アルバム  表紙

2007年度 滝めぐり観察会  (アルバム)

県外滝めぐり −北茨城・福島浜通りの滝−

2007年11月3日(土)〜4日(日)

 講   師  吉村 光敏 千葉県立中央博物館友の会
山案内人  三明 弘                    
 幹   事  岡田 隆治                    
 
千葉県立中央博物館友の会

(福島県広野町不動滝・浅見川)

アルバム  P1・2 経路図・地質 

11月3〜4日ルート図

国土地理院 20万分の1地形図「白河」に加筆
ルート沿いの地質


地質調査所 20万分の1 シームレス地質図に加筆

アルバム  P3 千葉駅出発〜北茨城  

参加者17名  <8:30>千葉駅発
利用したバス。   運転は泉さん
<9:06〜15>大栄PA


穴川より高速道路に乗り、
ここで最初の休憩

筑波山(友部JCT手前)

東関道→潮来IC→51号線→大洗→水戸南IC→北関東自動車道→友部JCT→常磐道→中郷PA  中郷PAにて

中郷PAにて



<12:21〜26>ミニストップ
12:05に北茨城ICを降り、花園方面に給油とコンビニを求めて走った後、ガソリンスタンドでコンビニの位置を聞き、高速道路の東までもどる。

アルバム  P4 花園渓谷の滝 ルート図と地質図


5万分の1地形図「川部」に加筆




7.5万分の1地質図「勿来」を拡大、加筆
※正確なルートは地形図を見て下さい

アルバム  P5 七ツ滝

配布資料「奥の院峰・七ッ滝トレイルマップ」を複写

<13:06>
駐車場の中を抜けなければいけないのを直進し、未舗装の林道を1.3q程走った。

バスは回転場所を求めて、高萩市との境の尾根まで走って戻ってきた。

<13:18>バスに乗車

<13:36>七ッ滝入口の駐車場


駐車場を出て七ッ滝へ向う <13:44>

<13:47>七ッ滝着
    ここで、昼食を摂る。

アルバム  P6 七ツ滝



左の写真は、昼食を摂った場所付近から撮影した。
左下の人物は、滝の撮影に来た人のようで、
退く気配も無かったので入れて撮影。

(配布資料より)
---------
 七ッ滝

3連 30,10,15mぐらいの瀑布帯
上2段は全面滝壺

滝面の形状は、チャートの滝に類似。
-------------

「勿来」地質図より  竹貫統 石英片岩

左下:滝壷付近から撮影
右下:奥の院峰に登る途中
  上段の滝?

アルバム  P7 七ツ滝  

<14:17>奥の院
<14:17>
<14:18>
奥の院着  眺めは素晴らしかった。 半数の人は、七ッ滝の下で引き返した。
<14:19>
写真で見るよりずっと急な斜面でした
<14:19>
道はしっかりしているが!





カシミールにて作成

アルバム  P8  七ツ滝から与四郎滝

七ッ滝には、この鳥居を潜って行きます。
<14:42>Loc.1 七ッ滝発
<14:59>Loc,2与四郎の滝着
<15:00>




(配布資料より)
-------------
与四郎の滝
 本流の遷急点滝
  第3遷級点、
屈曲点立地
 滝面の形
  片麻岩の直立した滝
----------------


7.5万分の1地質図「勿来」  竹貫統 石英雲母片岩

アルバム  P9 与四郎滝 

<15:01>与四郎の滝は、道路脇にある






滝はやはり下から見た方がよい。


撮影終わり
立派な看板
<15:10>Loc.2 与四郎の滝発

アルバム  P10 千猿の滝 

<15:21>Loc.3 千猿の滝





千猿の滝

(配布資料より)
-----------
千猿の滝・落雲の滝
 本流の最上流部遷急点
 第4遷急点
 連瀑
 屈曲点立地
-------------

<15:25>千猿の滝の下流
落雲の滝の落ち口

アルバム  P11 落雲の滝 

落雲の滝
<15:36>
<15:39>


落雲の滝の下滝
何を説明していたのかは、吉村講師のHPを観て下さい。

アルバム  P12 落雲の滝〜大滝旅館

<15:40>

<15:52>観察を終え、車道に戻る
<16:01>Loc.3落雲の滝発

<16:01>Loc.3千猿滝・落雲の滝 発
  花園の先を左折して北上し、鷹巣山の北側を東南方向に走って常磐高速に乗る。
<16:51>勿来IC 〜常磐高速〜
<17:27>広野IC
<17:40>大滝旅館着
  日が完全に暮れていたため、崖の上にある1軒宿の明かりは非常にきれいだった。
  工事人・・・・このページには、他の画像あるも、身内ネタに付き省略します。

グーグー (-_-)zzz

アルバム  P13 浅見川 不動滝と大滝旅館



国土地理院5万分の1地形図「川前」
に加筆

地質調査所5万分の1地質図「川前及び井出」に加筆


アルバム  P14 大滝旅館付近 工事人注 石井氏は超早起きで、朝一番で一歩きする。その成果。・・・・ちなみに、工事人は寝てました。

大滝旅館全景(合成写真のため反対に曲がって見える)
<6:38>

<6:07>旅館より浅見川を約900m遡った処の採石場
<6:03>
採石場付近より下流方向

採石場より旅館に戻る途中
<6:23>





<7:03>
朝食はここで摂った。
<7:07>
朝食を7時からと頼んでいたが、
宿の手違いで7時半頃になる。


アルバム  P15 大滝神社と不動滝

<8:10>出発準備
<8:17>徒歩で滝に向う
<8:18>先ずは、ここから滝の観察
木が邪魔、肉眼の方がハッキリ見える
<8:22>
河原より一段上がったここの岩屋?にお祭りされている。
<8:28>17人揃っています。
ダイモンジソウが咲いていた。


アルバム  P16 不動滝 

赤の破線は、5万分の1地質図に記載されている断層線

国土地理院の2.5万分の1地形図「上浅見川」に加筆

不動滝


配布資料より複写した図
以前の滝壺

アルバム  P17 不動滝 


配布資料7頁より)

  不動滝

 福島県双葉郡広野町
 浅見川の第1遷急点
 岩 質:花崗岩(花崗閃緑岩)
 双葉断層による新鮮な花崗岩を掘り出し、約500m後退。
 単一の滝 屈曲点立地
 滝面の形 8m 直下型 以前の滝壺あり、30m移動。

 ※ このアルバムの断層位置は、地質調査所の地質図のものを記載。


<8:26>
皆さん写真を撮っていましたが!
<8:30>


<8:37>
最後にもう一度!

<8:40〜52>大滝旅館
  バスを停めていた旅館に戻る。

  1頁のルート図のとおり、一般道を通り、背戸峨廊へ向う。

 昨日に引続き、この地方出身の赤津夫妻による道案内で迷うことなく目的地まで走れた。

アルバム  P18 背戸峨廊 



 国土地理院 5万分の1地形図「川前」に加筆


 地質調査所 5万分の1地質図「川前及び井出」に加筆
<9:48>背戸峨廊駐車場着


駐車場の右手奥にあった石碑

アルバム  P19 背戸峨廊ルート図  


配布資料9頁を基に作成

2.5万分の1地形図「川前」に加筆

アルバム  P20 背戸峨廊  



資料8,11頁の図を複写し、かすれた部分をトレースしました。
少し感じが違ってしまいました。


[資料8、11頁の記述を一部転載]
----------------
背戸峨廊の滝

河川争奪、
大きな遷急区間比高、
複数の瀑布帯、
花崗岩の細節理系に対応した滝面、
など、見所の多いところです。

 当初の320m〜400mの小谷の発達理由としては、断層によるケルンコルと谷が存在した故と推定される-----------------。
※滝等の位置が不確かな為、撮影時間を記入しました
最初の小滝 ・・・廻り淵のずっと下流 <9:59>

<10:00>

<10:02>

<10:03>

アルバム  P21 背戸峨廊 廻り淵の瀑布帯  

<10:06>
<10:10>屏風岩
<10:15>廻り淵滝(下部)
<10:16>
廻り淵の滝(高さ15m)の下部、滝壺と断層線
<10:23>廻り淵の滝の上部
<10:23>

アルバム  P22 背戸峨廊 廻り淵の瀑布帯 



<10:26>
廻り淵の滝の最上部
<10:27>
<10:27>

アルバム  P23 背戸峨廊 トッカケ滝の瀑布帯 

トッカケの滝(高さ11m) <10:33>
トッカケとはこの地方の方言で、最初の場所・初めての事を言う。

梯子が見えています。
<10:31>トッカケの滝

<10:32>
<10:33>
<10:34>

アルバム  P24 背戸峨廊 トッカケ滝の瀑布帯

<10:37>




左の写真は、下の写真の梯子の下付近からの撮影
<10:37> トッカケの滝の落ち口

トッカケの滝
-------------
比高11,3,1,4,3,3mの総比高25m、6連の降順連瀑瀑布帯(トッカケ滝瀑布帯)の最初にある11m本滝。
降順連瀑の最初の滝なので、滝面の後退がほとんど見られない。
滝面は断層面を掘り出したもの。
---------------
(吉村講師の資料より)

アルバム  P25 背戸峨廊 トッカケ滝の瀑布帯 

<10:43>ネジレの滝
<10:43>ネジレの滝
 梯子こそ無いですが、中々の登りです。

<10:44>上の写真と同じ位置で滝を入れて撮影

<10:48>ネジレの滝下段の落ち口

アルバム  P26  背戸峨廊 トッカケ滝の瀑布帯  

ネジレ滝の上部を見る   <10:47>
           右は滝上部でのスナップ
<10:48>
ネジレ滝上、滝壺が釜ん淵

釜ん淵<10:50>
屈曲している
<10:53>
 <10:49>釜ん淵への落ち口
水が非常に透明
釜ん淵<10:50> <10:57>

アルバム  P27 背戸峨廊 トッカケ滝瀑布帯と片鞍・龍門滝瀑布帯の中間・不動滝 

<11:04>
<11:11>
<11:23>
<11:30>不動滝の下 河川争奪の説明
<11:30>不動滝より合流する支流
<11:38>
<11:42>

アルバム  P28 背戸峨廊 片鞍・龍門滝瀑布帯 

<11:44>
<11:49>

<11:50>片鞍滝着 高さ7m
  駐車場より2時間かけてここまできた。ここで昼食をとる。
  前日までは、ここで2つに別れ吉村先生をはじめ約半数は、来た道を戻る予定だった。
  登りの厳しさ(鎖、梯子)を体験し、下りの困難さを感じたのか、この後、全員が谷の遡行を
続けた。

アルバム  P29 背戸峨廊 片鞍・龍門滝瀑布帯




片鞍滝:乗馬用の鞍を側面から見た形に良く似ていることから命名(現地看板より)
<12:05>休憩・昼食
<12:10>片鞍滝発
<12:19>片鞍滝を高巻いて降りたところ。
<12:21>左と同じ位置で上流側を写した。

アルバム  P30 背戸峨廊 片鞍・龍門滝瀑布帯

<12:24>

<12:32>

<12:26>





<12:30>龍門の滝(下部)

アルバム  P31 背戸峨廊 片鞍・龍門滝瀑布帯 

龍門の滝の滝壺<12:33>
<12:37>
<12:38>



<12:37>龍門の滝の上部

アルバム  P32 背戸峨廊 片鞍・龍門滝瀑布帯と黄金・黒鍋滝瀑布帯の中間 

<12:38>龍門滝落ち口
<12:39>龍門滝落ち口
<12:45>
<12:46>
<12:57>
<13:02>黄金とろかし
<13:07>
<13:09>黒鍋淵の滝

アルバム  P33 背戸峨廊 黄金・黒鍋滝瀑布帯、 龍の寝床・心字滝瀑布帯  

<13:09>黒鍋淵の滝
<13:18>黒鍋の淵

暗くて、この看板だけ
<13:24>黒鍋の淵上流




 <13:29>龍の寝床 高さ 6m

アルバム  P34 背戸峨廊 龍の寝床・心字滝瀑布帯、 鹿の子・見返り滝瀑布帯 

<13:27>龍の寝床
<13:30>龍の寝床上部 <13:32>龍の寝床滝壺 <13:32>龍の寝床上部
<13:35>鹿の子滝

<13:36>鹿の子滝
落ち口へ梯子の登り
<13:36>鹿の子滝 高さ9m

アルバム  P35 背戸峨廊 鹿の子・見返り滝瀑布帯 

<13:42>見返り滝 高さ14m

<13:43>見返り滝 <13:43>左の写真より下を見ると!
<13:44>見返り滝落ち口
<13:47>三連の滝 高さ?m

アルバム  P36 背戸峨廊 三連滝瀑布帯 

<13:48 >三連の滝


片鞍の滝からは講師の解説も少なく、「沢歩き」に専念した!。時間は少々かかったが、全員無事に遊歩道の終点の三連の滝に到着
<13:50〜14:02>三連の滝 高さ?m
後方右手より尾根に登る




三連の滝より尾根に登り、尾根伝いの「ゆっくりコース」をとって出発地点の駐車場に戻る。
最後の下降地点の途中で、左のツルリンドウの実とセンブリの花を見た。
<15:18>ツルリンドウ
<15:21>センブリ
<15:35〜41>背戸峨廊駐車場

アルバム  P37 籠場の滝、帰路 

<15:51>籠場の滝 <15:51>籠場の滝

<15:57> 籠場の滝発、江田駅で橋本さんを降ろす。
<16:18〜24> 前原バス停そばで給油
<16:28〜37> 平下平窪のセブンイレブン
<16:48>いわき中央IC 常磐自動車道

<17:17〜30>中郷PA


<19:00>阿見IC 龍ヶ崎、布佐、印西を通り16号へ出る。
<19:59〜20:06>八千代の道の駅
 トイレ休憩  営業はしていなくて、最小限の照明だった。
<20:27>穴川ガソリンスタンドで給油
バスはこの後千葉駅へ

アルバム  P38 

カシミールにて作図
2007年度
千葉県立中央博物館友の会
県外滝めぐり
―北茨城・福島浜通りの滝―

  このアルバムは、「滝めぐり」に参加した人が“何処で”“何を見て”“何をした”かを思い出すために作りました。
 吉村講師の作成の資料、ホームページから引用した画像、記述、また、引用先を記載していない画像も使用していますので、他の目的に使用する際は注意して下さい。
 地学的解説は今後、講師のHPに掲載されると思いますのでアドレスを下に記します。

滝めぐり・地形めぐりの記録とメモ
http://komikekkus.hp.infoseek.co.jp/index.html

滝を観る ー千葉県の滝を例にー
http://chibataki.poo.gs/

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