滝巡り記録 その1                         もどる  つぎへ  もくじへ
県外滝めぐりの趣旨  プロデューサー談ず
友の会では、毎年、地学研究科長のよしむら氏を講師に、千葉県内の滝を対象に、滝の地学を解説していただく、滝めぐり観察会を行って来ました。
 今年は、たまには、県外に行ってみようということで、計画してみました。

 単にデッツカイ滝を、楽に廻ろうぐらいのコンセプトで、計画していたら、講師氏が変なことを言いだしました
ようするに、滝にも講師がカッコいいことを言える滝と、どうってことないのでカッコいいことが言えない滝があるんだそうです。

 で、平凡な火山の滝は行かない事になって、チャートという岩石の滝と、花崗岩の滝と、千葉県の滝と似ている新しい時代の堆積岩の滝ってのに、行くことになりました。
 勿論、安全っていうことを考えなくっちゃいけないので、遊歩道付きの滝を選びました。

 岩石が同じだと大体似た削られ方をするので、似た形の滝ができるんだそうです。それで、チャートの滝、花崗岩の滝と言えるだそうな。それで、千葉県の滝とは、岩石が全然違う所に行ってみようということらしい。
 「所変れば滝かわる」というわけね。

 しかし、もう一つ奥があって、岩石が変っても、水の働きは変らないから、滝の形は、千葉と東京と山梨でも変らない所があるんだそうです。 千葉の滝の地形は、他の地域の滝の地形でもあるんだそうな。
 つまり「どこでも変らない不易の地形」ってのもあるんだと。

 ということを 、能書き垂れようというのが、講師氏の狙いらしいです。
 
 ----実を言うと、こんな風に、かっこよく決めるまでは、講師はめんどくさがっていましたが、下見に行くにつれて段々乗ってきて、4回も下見に行くなど凝ってしまいました。・・・おかげでつきあって大汗。(^_^;)

 というわけで、 いつもに増して、濃い話になってしまったのです・・。
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