2003年友の会滝めぐり観察会・秋川渓谷・石空川渓谷の下見記録
分類 その4 甲府盆地、日川の竜門峡の下見アルバム(2/2) 作成更新 new 021205  〔1/2〕へ戻る
  休戸滝  千賀岩から上流は、再び、花崗閃緑岩になる。 

  
     休戸滝  目測で2段6mぐらい。


付近の節理 粗いなあ。
 平賀の石門   斜面から転落してきた巨大礫の割れたもの。・・・この手のものが、斜面下部にたくさん転がっていていました。 ・・・・うーん 記録画像なし。今度ね。 ・・・というか、よくあるものだと思うが。
 木賊の石割けやき

 花崗閃緑岩の巨岩転落礫が割れ目でぱっくり割れている。
 
 木の根がくさびになって割れ目が開いたらしい。
 蜘蛛淵・滝  2段4m
 滝は八割がた、土石流で流れてきた巨岩で埋まっている。その下の滝壷も、巨岩の堰き止めによるもので、滝壷もどき
です。ただ、滝下流は、広がっていて、本来はちゃんとした滝壷があったのかも。
 滝も巨岩で岸に押し付けられたものとみえますが、そうなってからかなり経つらしく、岸の岸壁に掘り込みが見られます。

 蜘蛛淵の上には、巨大礫で段状になって滝もどきとなっている。
<徳和渓谷との類似性>・・・徳和渓谷と似た地形が出てきます。
徳和渓谷の柳の滝・龍神の滝のように埋められて一部だけ出ている滝、とか、
胴切滝のような滝モドキとか、そういえば、柳滝の滝壷も、滝壷モドキでありました、
巨礫が生産される花崗岩タイプの峡谷に多い地形のようですね。


蜘蛛淵  滝壷モドキ。すごい巨礫で堰き止められ
ている。


   蜘蛛淵の上流の滝モドキ

  上流の峡谷に立ちはだかる木賊堰堤
どでかい堰堤が、峡谷を堰き止めている。
峡谷の上部は埋没しているようです。





 天目山栖雲寺前から富士 
 遊歩道の終点は、木賊堰堤の前で峡谷の斜面を登って、峡谷上の段丘面に上がる。 ここから富士山がちょうど,山越しに見えて、いい姿です。
 仏画に、山越し阿弥陀っていう阿弥陀来迎図があってかっこいいですが、
山越し富士というのもいいですね。

 カシミールでこの地点からの展望図を作りましたので,後日、アップします。 右の山は笹子雁ヶ腹摺山〔・1357.7m〕。富士山がぴったりの凹みは笹子トンネルの上の凹み。笹子峠は雁ヶ腹摺山の右。富士山の左の山は、米沢山〔1340m〕
どれがどの山か確かめるのにカシミールは有効ですね。

  
栖雲寺前からの展望図 展望ソフト、カシミールで作りました。 
 左から、お坊山〔・1407m〕、その右の1400m峰。米沢山〔1340m〕、笹子雁ヶ腹摺山〔・1357.7m〕⇒笹子峠 と続く。
 国土地理院50m標高メッシュのデータによる。
山の名前は、岩科小一郎著「大菩薩連嶺」から、向こう側の笹子地区での名称。本来は、
こちら側(田野側)からの名称がいいんでしょうけど、以前笹子から腹摺山に登ったことがあるんで、そっちの方が親しみがあるもんですから。
 デジカメ画像とパソコン展望図では、富士山の高さや山の端位置が違いますけど、最大の原因は、高さを1.12倍に誇張してあるためだろうと
 思います。 富士山が4000m以上になっているので、よりせり出しているんでしょう。・・・ホントかな? (~_~;) 視点位置の高さが変わらな
 いので、相対的に、低いところから仰ぎ見る形になっている故かもしれません。・・・まあ、どっちでもいいや。(^。^) 
 ・・追加分を工事中。
 更新履歴  021205 作成。

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